こちらは性的描写が含まれます。
18歳以下、そういった表現が苦手な方はブラウザバックでお戻りください。
なお、こちらのDを飛ばしても本編の「うちはさん家のサスケくん」を読み進めることはできます。
大丈夫な方はスクロールで進んでください↓↓↓
















(明かりが――――)
そう、言おうとしたが、サクラは口を噤んだ。
もしここで声を上げたら、止められてしまうかもしれない。
初めてのことに尻込みする自分を差し出せるのは今、この瞬間だけだ。
里が望むのはうちはの後継。
サクラが望むのはサスケの存在。
だから、せめて。
―――――せめて。
性欲の吐き出し場としてでも、この交わりがサスケにメリットのある等価となりますように。











サスケの唇は、淡々と、それでも着実にサクラの肌を犯していった。
耳たぶから首筋を通って喉元に噛み付き。
肉付きの薄い鎖骨に舌先が這い、無防備な脇下をしゃぶられる。
濡れた舌先は、そこからなだらかに続く乳房の丸みを辿り、色づいた突起を食んだ。
「ぅ・・・ん・・・っ」
ころころと口腔で乳首を舐められ、快楽を露わに育っていくのが恥ずかしい。
執拗にしゃぶられる反対側の乳房はサスケの空いている手により揉みしだかれる。
口付けるように幾度も乳首を吸い上げる感覚は背筋を這い上がるような刺激となり、時折乳首に歯を当てられるにあたっては思わず恥辱の悲鳴を上げそうになる。
吐息を零して堪えた時、唾液に濡れそぼり、紅く起立した乳首が視界に入って思わず目を逸らした。
左の乳首だけを弄くられつづけ、やがて右の尖りも疼き始める。強弱をつけて乳房を揉まれ、それでも尖りは一切触れられない。
乳房を揺すられるたびに、触れられない乳首が内からちくちくと痛みを訴えていたたまれなくなる。
胸元にわだかまる熱を発散させるべく背を逸らせたところで、今まで触れられなかった右の尖りを爪先で弾かれ、きつく吸い上げられた。
「あ、アァ・・・っ」
痺れるような快楽に、たまらなくなって思わず声が上がる。
乳房の上でコロコロと異物を転がされる感覚が続き、 きつく吸い上げられると同時に背筋から足先に抜ける感覚が迸り、身体の自由を奪われた。



いつの間にかシーツに縫いとめられていた腕が解かれていた。
それに気付いたのは、肌の上を這うサスケの頭部を抱き寄せるように手を添えていると自覚したときだ。
あまりに執拗―――――まるで丁寧に肌を辿っていく唇に、思わず拒絶してしまいそうになったのだ。
引き剥がそうと動いて、寸でで気付いて、隠すように漆黒の髪に指を絡めた。
サスケの頭部を抱き寄せるようになってしまったが、サスケから拒絶されることはなかった。
拒絶されても、振り払われても、好き勝手にしてもらって構わなかったのに。
なにより、乱暴にしてくれたほうが割り切れるのに。
(期待しては、ダメ)
ヒトが愛し合う方法を使って、サスケに酷い暴力をしているのは、他でもないサクラなのだと。
サスケが動くたびに、彼の伸びた前髪がサクラの肌を撫ぜる。
風呂上りの未だしけった黒髪の感触は、やがて薄い腹部を下り、肉付きの薄い白い脚部へ到達する。
柔らかな内腿をきつく吸い上げられる感覚に、サクラはやがては秘めやかな局部を暴かれることを知る。
湧き上がる恥辱心に耐えるよう、きつく眼を瞑る。
こんなことをしなくても、とサクラは時折跳ね上がりそうになる肢体をシーツに押し留めるよう、手元のシーツをきつく握り締め、手のひらに全ての感覚を集中させる。
(きっと)
詰めた息を吐き出したつもりが、甘すぎる吐息となってサクラの聴覚を侵す。
下腹部を幾度も撫でるサスケの髪がサクラの意識を攫っていこうとする。
それでも流されまいと奥歯を噛み締めた。
まるで愛されているような錯覚に陥ってはいけないと、自分を諌める。
(“わたし以外”でも、サスケくんは触れていた。だから)
だから、思い上がっては、駄目だ。



「ん・・・ぅ・・・っ」
サスケの唇が丁寧に“形状”を滑るたびに、堪えきれない喘ぎが零れ出る。
下半身がサスケの唾液以外にも濡れていく感覚に竦みそうになる。
人間の生理現象は一通り学んではいる。
それでも、自分のいざ欲情に濡れる体感は、知識のものとは程遠かった。
身体の一番無防備な場所を曝け出して、被虐心に萎えそうになる。
こんなことなら そんなことを考えているうちに、閉じられた花筒に濡れた舌を捻じ入れられて意識を戻された。
舌での執拗な愛撫の合間に、花弁をサスケの指先がなぞる。
思わず身を硬くするのは避けられなかった。
零れかける愛蜜を、べろりと不躾に舐め上げられた。
幾度も、丁寧に愛蜜を指に絡めながらサスケの指は花弁を撫で擦る。
時折入り口に含まれる指先は、すぐに外に出て花弁をくすぐり、すぐ上に飾られる花芯を捕える。
震える腰に構わず、幾度も繰り返される。
指先でころころと花芯を転ばしながら、零れる愛蜜を唇で捕えられる。
くちゅりと弾くような水音が下腹部からしたことにビクリと身体が強張る。それに気付いたサスケは、わざと音を立てて愛蜜を啜り上げた。
「あっ・・・ァ・・・ッ」
大きくなる水音に聴覚を犯される。
やがて、花弁だけでなく花筒の入り口までもサスケの指先が進入してきた。
下半身を大きく割り広げられ、そこにサスケが手を差し入れているのが見える。
指の腹で柔らかな粘膜を辿られる。
サスケの手の動きにびくびくと腰を震わせる自分が惨めになった。
いっそのこと酷くして欲しかった。
丁寧に、優しくされると勘違いしてしまう。
サスケが酷いことなんてできないと知っていながら、それをさせようとしている。
「サスケ、く・・・っ、も、いいから・・・っ!」
頭を振って、強請る。
サスケはどう思っただろう。
それを思うと心が凍ったけれど、むしろ嫌悪してもらいたい。
汚らわしいものを扱うように、粗雑にして欲しい。
それだというのに。
サクラが零した愛蜜を絡めた指先を、ゆっくりと確かめるように花筒に差し込まれる。
「んぅ―――――・・・」
背を仰け反らせて、疼く感覚を逃そうとする。
初めて受け入れる異物に、思わず声を上げそうになる。
痛みはない。
サスケが指先に絡ませていた愛蜜と、更に溢れてくる花蜜により助けられ、狭いながらも花筒はサスケの指先を奥まで赦してしまう。
受け入れる恐怖と、接触に反応して愛蜜を零しつづける恥辱に、歯を食いしばって眼を瞑る。
しかし、そうすることでより膣を潜るサスケの指の感触を実感してしまうことにサクラは気付かない。
奥を探るように動いていたサスケの指先がゆるりと引き抜かれ、再び花襞を潜ってサクラを犯す。
強引な挿入に身を引きかけたサクラの身体を、今までサクラを押さえつけていたサスケの左手が抱き寄せてきた。
苦痛か、快楽かも分からない吐息を零した唇にサスケのそれが無機質に重ねられる。
初めて口付けられた。
キスと呼ぶには甘やかではなく、唇と唇の接触のような。
それでも冷たいと思っていたサスケの唇は、柔らかくて温かかった。
「・・・っ」
性急な接触に、サクラは唇を噛み締め堪える。
サスケの湿った髪がサクラの肌を擦って、理性を繋ぎとめる。
くっつけるだけの接触でも、熱い吐息が肌を掠めて眩暈を起こしそうだった。
サクラのその様に、サスケは何処か苛立たしげに唇を吸った。
頑なに閉じた唇は、やがてサスケの舌先により簡単に開かれる。
執拗に。尽く卑猥に。
サスケの舌先はサクラの口腔を犯し、上顎をなぞり、内頬を撫でる。
突然の侵略者を押し返そうと差し出された柔らかなサクラの舌は、ただ絡められて吸い上げられるだけだった。
その合間もサスケの指を食い絞め、骨ばった節々を膣で感じてしまう。
口付けの合間、挿出を繰り返し始めた指に、背を震わせる。
深い口付けに翻弄されて、もう膝を立てていられない。
下半身は淫らに開け広げられ、サスケの好きに弄られる。
腰を抱き寄せていた手は乳房に辿り着いて、乱暴に揉みしだかれた。
首筋を舌先で弄ばれ、思わず背がしなる。その隙に、左手がサクラの背に周り、抱き寄せられる形になった。
やがて露わになった花芯の存在に気付いたサスケが、花筒を犯す指をそのままに花蜜を絡めて親指で押し潰す。
あまりの刺激に悲鳴を上げたサクラの唇を塞いで、拒絶を赦さない。
サスケの指の動きに伴い、己の花弁から卑猥に響く水音ですら耳に入らなかった。
潜る指の本数が増えていることすら気付けない。
幾度も花筒を骨ばった指に擦られ感覚は程遠く、弄くられつづけた花芯は愛蜜に濡れて痺れきっていた。
膣内で指を折り曲げられ、更に愛蜜が零れ出る。
ゆるりと指を引き抜かれ、溢れた蜜は臀部を辿ってシーツを濡らしていく。
今まで抱き寄せてくれていた身体に身を引かれて、不安になる。
サスケくん。
呼ぼうとして、声が掠れて音にならない。
両膝の裏を思い切り押し上げられて快楽に濡れきった花弁を照明の下に曝され、身体が強張る。
そんなサクラに構わず、サスケはきつく勃ちあがった欲望を濡れた花弁に擦り付けた。
「あ・・・っ! サスケく・・・っ」
無理やり花筒を押し入ろうとしてくるサスケに、思わず強張ってしまう。
閉じようとする膝は淫らに広げられ、秘めやかな花襞を剛直が犯していく。
は、と小さく息を吐いた瞬間にサスケを最奥まで押し込められた。
「ぅ―――アァ・・・ッ!」
耐えようと噛み締める唇に、柔らかな感触が幾度も啄ばんで愛しい。
きつく瞑った瞼に同じ柔らかな感触が押し当てられ、荒く呼吸を繰り返す薄い唇が見えて、思わず顔を背けてしまう。
そのサクラの仕草をどう思ったのか、やがて慣らすようにゆるやかに腰を揺すられた。
傷つけられたばかりの花筒を擦られ、再び剛直を喰い締めてしまう。
ハ、と短く息を吐き出すサスケの首筋を汗が辿っていくのをぼんやりと眺めていた。
身体を引き裂くような痛みに条件反射で引いてしまう身体に覆い被さる精悍なサスケの裸体は容赦ない。
まるで、逃れることを赦さないように。
(逃げたいわけじゃ、ない)
サスケくん。
こんな追い詰める方法でしかこの身を差し出すことができなかったけれど、傷つけたかったわけじゃない。そもそも傷つけるつもりなどないのだ。
サスケに手をかける者には容赦なかった。
そんな自分が、一番酷いやり方で、惨いやり方でサスケを追い詰めたのだ。
(抱しめたいな)
でも、と当然に繰り出される答えに嗚咽が零れそうになる。
もし振り払われたなら。
愛し合っているわけではないのだ、と再度自身に言い聞かせる。
そんな資格も権利も持ち合わせていない。
だから、と硬く耐えるようにシーツを握り締めていた掌は、いつの間にかサスケの掌が重ねられ、両腕を広げる状態でシーツに縫いとめられていた。
強張った指先が握り返したサスケの手の甲を引っ掻いたが、振り払われることもなかった。
ただ、痛みと、ほのかに体奥を疼かせる快楽に喘ぐサクラの額に己のそれを合わせて、サクラの苦痛が過ぎるのを待つ。
―――――まるで愛し合っているような。
そんな錯覚に陥って、サクラはいかに自分が馬鹿なことをしているかを認識することになった。
目の前のサスケは、荒い呼吸を繰り返して、耐えるような息遣いだった。―――――直視できなかったが。
(もしかしてサスケくんも、痛いのかな)
男の人は快楽に身を投じることができるんだろうなどと、簡単な憶測だった。好きでもない女を抱いて、せめて気持ちよくなって欲しいなんて傲慢すぎる。
いかに、サスケを侮っているかを認識することになった。
ごめんなさい。
そう、紡ごうとした唇はサスケの唇に塞がれる。
優しく触れてくる唇の感触に思わず涙が零れる。涙を堪えようと震える吐息を零したのを合図に、結合部の律動が開始された。



やがて、痛みよりも熱さに全てを支配される。
熱に思考回路は溶かされ、悲鳴を上げまいと食い縛っていたはずのサクラの口元は唾液を零し、突き上げられるままに悲鳴とも喘ぎともとれる声を上げていた。
思い出したように声を抑えようとするたびに、サスケの舌先に口腔を犯され誘い出された舌は好きに翻弄される。
名前を呼ぶことすら赦されなかった。
好きに突き込まれるうちに、サクラの腰が無意識に快楽を求めてゆるく擦りつけたのをきっかけに、サスケの動きは快楽を追うものとなって、花筒は熱い肉棒にひどく擦られる。
快楽に従順になった乳首は、揺さぶられるたびにサスケに次なる快楽を求める。
熟れきったそれをきつく吸い上げられ、肉棒を食い絞めた花襞がびくびくと奮えて、サスケをより奥へと誘い込む。
ガクガクと揺さぶられると同時に、膣奥を叩きつけるように熱い何かに身体の奥を濡らされていく。
花筒の中でサスケが震え、幾度も痙攣しながら欲望を吐き出していく。
結合部から零れるほど濡らされていく感覚に、身体の力が抜けていく。
シーツに身を委ねて、サスケが最後まで吐き出す感覚を花襞で感じる。
「・・・サクラ」
呼ばれた、と目を開くと目尻に唇を押し当てられる。そのまま舌先で拭われ、涙を零していたことを知る。
荒れていた呼吸が緩やかになり、小さく息を吐いたところで、改めて柔らかく舌先を絡め取られた。
己の最奥を貫くサスケは、欲望を吐き出したにも関わらず未だ熱を帯びている。






夜は、長かった。






ブラウザバックプリーズ



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