こちらは性的描写が含まれます。
18歳以下、そういった表現が苦手な方はブラウザバックでお戻りください。
なお、こちらのGを飛ばしても本編の「日曜日のおやすみ、月曜日のおはよう。」を読み進めることはできます。
大丈夫な方はスクロールで進んでください↓↓↓



























硬い寝台に縫い止められ、乱暴に働くのだろうと思ったサスケの掌は。

















一度、押し付けるように唇を重ねられて。
離れる気配に思わず目を開けると、薄闇の中、サクラに覆い被さる漆黒の瞳はひどく真摯で、目を背けることが出来なかった。
体温の低い指先がサクラの頬に触れる。
やがて頬に触れた手のひらは肉刺や重なるケロイドで心地いいものではなかったけれど、ゆっくりと体温を確かめるように触れる仕草はまるで。
(全然、違うじゃない―――・・・)
砂隠れへ向かう途中から木の葉へ戻る際の、サクラの体液からチャクラを採取することを目的とした粗野な“接触”とはずいぶんと掛け離れた接触―――その掌から感じ取った重みで察した。
再び近づく影にゆっくりと眼を瞑る。
そして再び唇に触れる、熱。
互いの唇を食むように唇を合わせ、唾液を絡めては啜って当然のように舌先を絡める。
口付けの合間、サクラの身体を這いまわる掌の重みから熱を感じた。
その熱さに身体を揺するたびに、肌に空気が触れて纏っていた衣服が脱がされていたことを知った。
裸の首筋から乳房を、サスケの掌が撫でる。
「ん・・・っ」
コンプレックスである小振りの乳房をなぞられ、その頂点で硬化した突起をサスケの指の腹が触れ、唇を塞がれてくぐもった声を上げることしかできない。爪で弄られるたびに電流が走ったような刺激に背筋を仰け反らせた。それと同時に、身体の奥底が緩んで、未だ閉じているはずの花襞に温かなぬるみを察して居た堪れなくなる。
その自分の反応が恥ずかしくて身を揺すったところで、強引に引き上げられて胡座を掻いたサスケの膝の上に座らされるような格好になった。
(あ・・・)
臀部に当たる“サスケ自身”を察して、瞬時に熱が篭る。
サクラが息苦しさに喉を鳴らしたことで、覆い被さっていたサスケの唇が外れる。
名残惜しげに唇から零れた銀糸が唇を伝って、サクラは恥辱に思わず唇を手のひらで覆って視線を逸らす。
その合間もサスケの唇は彼女の白い顎を辿り、首筋を舐って揉みしだく乳房へ降下していった。
下から救い上げるように小振りな乳房をやわやわと揉まれ、やがてはより強い刺激を求めて内側からちくちくとサクラを苛んだ。
乳房を執拗に弄られ、耳たぶから首筋にかけて唾液を纏った舌先に詰られ、サクラを襲うものが痛みなのか熱なのかすら分からなくなってくる。
すでに何も与えられなくなった乳首は真っ赤に充血して、更なる悦楽を求めて擡げている。
―――――それ以上に。
未だ為されていない下腹部がひどく緩み、下着がぴたりと花弁に張り付いているのがわかる。臀部の割れ目に沿って衣服を濡らし、まるで沮喪をしたのではないかと思うほどに。
「ハ・・・ぁん・・・」
篭った熱を押し出そうと吐き出した息は、思わず鼻にかかって媚びるような。
こんな自分が信じられなくて、それでも自分でどうすることもできなくて、サスケの手管を求めている自分をサクラは“識っている”。
「・・・サスケくん・・・っ」
切羽詰ったサクラの声に、サスケは“解っている”というように、サクラが欲した部分を撫でた。
「んあぁ・・・っ」
未だ纏う下着の上から准えただけの接触だというのに、背筋が震えていっそうの愛蜜が花弁から滲み出たのを認識した。
自身の身体の変化に怯えて、更に手を伸ばすサスケに纏わりつくことしかできない。
浅く呼吸を繰り返し、必死に篭る熱を吐き出そうとするも“未経験”の意識であるサクラにとって、突如の快楽と絶頂は彼女をひどく混乱させた。
サスケの袷を握り締めて必死に耐えるサクラを尻目に、サスケの骨ばった指先は緩慢な動きでなだらかな腹部をなぞり下着の隙間を潜り抜けて愛蜜で濡れそぼった花弁を撫でる。花蜜を絡ませながら幾度も花肉をなぞって、更なる蜜を誘った。
時折掠める箇所に指の腹が当たるたびに、大袈裟に身体に痺れが走る。
「は、ア、きゃぅ・・・ッ」
電流が迸るほどの刺激を受けて、細くくびれた腰は細かく痙攣させた。
弄くるソコがクリトリスということをサクラは認識せずとも、今まで培った快楽の記憶を身体が覚えているのだ。
こぷりと一層増した花蜜を指先に絡めて、花襞をなぞるように一本が差し込まれた。
甘く鼻にかかった声が無意識と漏れたのだが―――足りない、と思わず言いそうになって、違うと言葉を飲み込む。
それでもサスケの指は意思を持って花筒に抽入を繰り返して、四方を柔らかく抉られてもう立つことなどできない。膝がガクガクと震えて溜まる悦楽の吐き出し先を求めた。
下肢を好きに弄られ、怯えるしかできない。
花筒を骨ばった指が犯し、一点の痺れる箇所を執拗に弄られ身体が思うようにならない。
腰を抱え上げられ、やがて三本の指が抜き差ししているのを目の当たりにされてたまらなくなる。記憶の中では自分ですら弄ったことのない場所を、いやらしく弄られ、内腿を濡らすほどまで愛液を滴らせている。
卑猥な水音がサスケの指が抜き差しする度にサクラの聴覚を犯した。
まるで見せつけるようにゆっくりと花筒からサスケの指が抜き出される。
ぬるついた愛液がサスケの指先に纏い、薄闇の中でもてらてらと粘着で濡れた指先は、よりいやらしく見せた。
愛蜜をこんこんと吐き出すソコは、蠢動して満たすものを欲しがっている。膣襞がきゅうきゅうになって侵略者を待ち望んでいるのは朗かで―――助けを求めるようにサスケに伸ばした手はやんわりと押し留められ、離れる体温を纏わるように見上げると薄闇でも分かる、熱を篭らせた漆黒の瞳がサクラを射抜いていた。
サスケは上半身に羽織っていた装束を煩わしそうに肌蹴け、腕を抜き去った装束を床へと無慈悲に落とした。
ハ、と一層濡れた吐息がサクラの耳を掠め、それと同時に再びサスケが覆い被さりそのまま寝台が二人分の体重を受け止めた。
サクラの裸の乳房にサスケの裸の胸板が重ねられる。
その優しい接触に。
ゆるりとサクラの涙腺が緩んだ。
「・・・ッ」
込み上げる嗚咽を堪えると、その分涙が目尻に沿って伝い落ちていく。零れ落ちる涙がサクラの胸奥を悪戯に掻き乱した。
ノスタルジック。
なぜこんなにも欠落した記憶の破片が、未だ空白にも関わらずに麗しい。
頬に温かな体温を感じて瞬くと、サスケの掌が頬に触れ、指先は涙の跡を追った。
(器用そうな人だと、思ってた)
ぎこちなく触れるサスケの指先の心地よさに眼を瞑る。
眼を瞑っていてもわかる。影が落ちて、額に硬質な髪が触れた。
重ねられた唇は、ただ触れるだけで。
その優しい接触に薄く目を開くと、目の前に真摯な漆黒。
サクラ。
名を、呼ばれた気がした。
その声に応えたくて再びサスケを見上げると同時に、熱に濡れた花弁にサスケの穂先が触れた。






振り落とされてしまうのではないかと思うほどに激しい律動に、怖くて、苦しくてたまらないのに身体は喜んで無意識に脚はサスケの腰に巻きついていく。
男の腰の動きに合わせて、腰を振って快楽を追う自分が信じられなかった。
サスケの乱暴な所作にも関わらず、善がっている自分がいる。
こんな不埒な自分は知らない。
「ふぇ・・・っ」
快楽ではない涙が溢れ、嗚咽が零れる。
それを隠そうと手のひらで顔を覆うと、骨ばった指先が手首を捉えて外された。
「・・・どうした」
荒々しい律動が止み、真摯な眼差しがサクラを見下ろしていた。
いつもの真っ黒な瞳に、上気した頬。
汗で額に張り付いたサクラの前髪を指先で払い、身を屈めて額に唇を押し当ててくれた。
その優しい所作に心が震える。
その行為は“誰”に対して与えているのかを考えると嗚咽が喉をついた。
サスケはそのまま瞼に唇を寄せ、まるで言葉を促すようで。
「“わたし”じゃないんでしょう・・・?!」
それだけ言ったサクラの唇は、再び塞がれた。
舐るように唇を合わせ、僅かな隙間から舌先を忍ばせて粘膜を擦り付けあう。
離れるたびに角度を変えてはどちらともなく口付けを求めた。
「ふ・・・ん・・・」
口付けの執拗さにサクラが息苦しさに喉を鳴らすと、口付けを解くと同時にサスケの腕が彼女の白い脚をかかえ、より深く繋がった。
「あ、アアァ―――・・・っ、だめ、だよ・・・っ」
「・・・んなに、抱き慣らされた身体で、何・・・言ってんだ・・・」
弧を描くように揺さぶりながら、サスケが呟く。
的確に腰が浮き上がるほどの快感を得る箇所を幾度も肉棒に攻め立てられ、振り落とされないようにシーツに爪を立てることしかできない。自分でどうしようもない熱の発散の仕方が解らず、意味のなさない嬌声が喉を突いた。
サスケの手のひらはサクラの頚椎を辿って背後の菊座を弄り、もう片方の手は小振りな乳房をいつまでも柔らかく揉みしだき、熟れた乳首が痛みすら訴えた。
サスケが悪戯するたび愛蜜は溢れ、受け入れたサスケはすでに最奥まで達している。
子宮を突かれる度にビリビリと背筋を痺れが迸った。
その度、身体に蓄積される熱はサクラを苛む。
あつい。
未知の感覚に、自分を犯す相手に助けを求めるほか術はなかった。
サスケくん。
「もう・・・っ」
頭を振ると涙が零れ落ちた。
彼が、サクラの名を呼んだ。
(“わたし”かな)
信じていいのだろうか。
絶頂に向けてサスケの律動が激しさを増した。






「ん、ん・・・っ」
びるびると迸る精液に身体の膣中を濡らされ、最奥を叩く。
ガクガクと身体を揺らして最後まで出し切ったサスケは、そのままサクラをきつく抱しめた。
激しい息使いがサクラの耳裏で繰り返される。
無表情だったはずの彼が息を上げているのが信じられなくてサクラの肩口に顔を伏せたサスケを振り向くと、当然のように唇が重ねられた。
結合部から溢れ出た愛液が内腿を濡らす感覚に後ろめたさを感じたのは何故か。
荒い呼吸の合間にもわずかに身動きすることすら厭って、精悍な腕はサクラを抱き潰して拘束する。
サクラは無意識に自分が覆い被さる背中に腕を回そうとしていることに気付いて、掌を握り締めた。
―――拒絶されないだろうか。
―――振り払われないだろうか。
―――浅はかだと思われないだろうか。
あらゆる不安要素がサクラの中を蠢いて躊躇させた指先は、サクラを抱き寄せる腕によってすべてがどうでもよくなった。
発汗して体温の上がった、精悍な背中に指を這わせる。
ぴたりと身体の隙間を埋めるように寄り添う。
重ねられる肌の熱は冷めず、やがて未だ膣内に留まるサスケに再び重みが増した。
どちらがきっかけになったか―――サスケが最奥を求めたのと、サクラが最奥に欲しがったのと―――寝台が乾いた音を立てたのはその合図だった。



「本当に・・・むごい女だな」



口付けを解いた唇が熱を含んだテノールで言い置いて、やがて律動が再開された。








ブラウザバックプリーズ





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