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日付も変わり、閉店と同時に店を追い出されて、夏の夜風にほてった頬が気持ちいい。
暑い、とサクラは珍しく上着の前を肌蹴た。
「あー! サクラちゃんってば飲みすぎだってばよ!」
アハハー、とわざとらしい笑みを浮かべて、ナルトはサクラの背を押した。
力の加減ができなかったのか、サスケに体当たりをしてしまったサクラはそのままサスケの服の袖をきゅうと握り締めた。
外でこんな接触をしてくるサクラではないので僅かに途惑い、ナルトに向き合う仕草をしてサクラと距離をとる。
何すんだとナルトを睨むと、ナルトは訝しげに眉を顰めた。
何だというのだ。
「サスケ・・・オマエ、何ともねーの?」
「だから、何なんだ。
さっきからお前は」
ナルトの察するものに全く検討が付かず―――思い当たるのは、何かしら余計なことをしてくれたのだという不穏な流れでしかないのだが、ちょろちょろと様子を伺うナルトが鬱陶しく、たまらず問うた。
ナルトは口をへの字に曲げ、サスケの腕を引っつかんでこそりと耳打ちした。
「いや・・・オマエが“攻めが良い”って言うから、オマエのビールにおまじないをだな・・・」
ハハ、と乾いた笑いを浮かべたナルトだったが、サスケの顔をじろじろと無遠慮に眺め、そのまま訝しげに視線だけをサスケの下半身に移した。
「でも何ともないみてぇだし・・・不感症・・・っでッ!」
サスケの下半身を覗き見ようとするナルトの後頭部を拳で容赦なく殴りつける。
「なんなんだ、お前は」
「なんなんだって、いつまで経っても男になりきれねぇだろうサスケくんを後援すべく、このナルト様が誕生日プレゼントとして男になれるまじないをかけてやったんじゃねーの!」
鼻を鳴らして背を仰け反らせたナルトに、サスケの頬が引き攣った。
どんだけヘタレとして認識されているのだろうか。
うんうんとナルトは首を傾げるばかりだったが。
「不感症なのは仕方な――――てぇッ!」
公道であられもないことを叫ばれ、殴らずどうしろというのか。
そういえば通常であればサクラの拳がナルトに飛ぶところだったが、今日に限っては炸裂しなかった。サスケが様子を伺うと、どうやらぼんやりしていて今の話の流れを聞いていなかったようだ。
任務の後の上に、この夜更けだ。更に言えばアルコールも入り、睡魔が襲うのも仕方がない。
悪びれもなくニシシと笑うナルトに溜め息を吐いて、帰るぞ、と踵を返した。






じゃあな! とブンと音がするのではないかと思えるほど腕を振って、いつもの三人の分岐点でナルトが帰っていった。
サクラは、いつもならば五月蝿いくらいなのに、先ほどからじっとしている。
アルコールが回ったのだろうか。頬は染まり、翡翠の瞳は潤んでいる。
僅かに開いた唇からは浅い呼吸が繰り返される。
「・・・サクラ?」
「あ・・・え?」
「どうした? 酔いが回ったか?」
あまりにも呆然とするサクラの気を向けようと、何気ない仕草で腕に触れた時だった。
柔らかな腕は明らかに強張って、サスケの手のひらを乱暴に振り払った。
「あ・・・っ! 違うの、サスケくん・・・!」
「何が違う」
「わたし、さっきからおかしくて・・・! ごめんなさい、じゃあね、サスケくん・・・っ」
一歩後ろに下がった足取りすら覚束ない。
何なんだ、とその腕を引いてやると、それだけの接触で甘く喘いで膝から崩れ落ちた。
地面に着く直前で膝裏を救い上げ、姫抱きをしてやる。
思わずサスケの首元にすがりついたサクラの体温はいつもよりも少し高めだ。
「どうしたんだ、サク・・・」
「あっ、あぁ・・・っ!」
サスケの首元に頬を埋めるサクラの耳元で問い掛けただけで、背筋を震わせ―――軽く達してしまったようだ。
先ほどのナルトの言葉を思い返す。



『いや・・・オマエが“攻めが良い”って言うから、オマエのビールにおまじないをだな・・・』


―――――媚薬。



サスケはサクラを抱えたまま脱力した。
(やってくれるじゃねぇか・・・!)
「サスケく・・・?」
サスケの表情を伺うサクラの翡翠は、なるほど快楽に身を委ねたときと同様、艶やかに潤んでいる。
それに対して、自身の身体にはなんら変化はない。
いくら耐毒性として免疫をもっていようと、向精神薬―――媚薬は全く持って別物だ。
単純に、ナルトがサクラとサスケのジョッキを誤って媚薬を注入したのだろう。
サスケは肺に溜まっている酸素をすべて吐き出す勢いの溜息を深く吐いて、息を吸うと同時に地面を蹴り上げ、サクラを抱きかかえたまま家路へと急いだ。






腕に抱いていたサクラを、そっとシーツへ下ろす。
サスケはそのまま閉じ込めるようにサクラに覆い被さり、翡翠の瞳が浮上するのを待った。
照明を点けていないサスケの室内で、月明かりだけがサクラの面に光を落とした。
青白い月の光に照らされているにも関わらず、熱に浮かされているのがわかるほど頬は染まり、唇は愛撫を求めて色づいている。
桜色の唇は熱い呼吸を繰り返したせいで乾いてしまっている。
みず、と言葉をなぞった唇に、サスケはミネラルウォーターを含んだ自身の唇を寄せると、柔らかな唇は求めるようにサスケのそれを食んだ。が、サクラは一度それを舐るだけで覆い被さるサスケの胸元を押して、顔を背けることで無理やり距離を置いた。
サクラは“何か”に耐えるように身を縮め、両腕できつく胸を抱いてきつく目を瞑った。
その目元に指を這わすと、潤んだ瞳がうつろにサスケを捉える。と、同時に、力なくサスケの手を除けるように顔を背ける。
そんなサクラの仕草に、サスケは舌打ちを噛み殺した。
意地を張っている場合ではないはずなのだ。
サスケは衣服の上からサクラの急所を膝で押すと、堪らないように背を仰け反らせ、近くにあったサスケの手を纏わるように強く握り返してくる。そらみたことか。
「体内代謝を促進するしかねぇだろ」
静かに説得するサスケに、サクラは先ほどの余韻なのか熱い息を繰り返していやいやと頭を振る。
「だって、もうわたし、おかしくなる・・・っ!」
サスケの手のひらをきつく握って、“耐える”サクラはすでに泣き声だ。
今まで体感したことのない暴力的な悦楽はサクラを苛んで、翡翠の瞳に零れそうなほど涙を浮かべた表情はサスケの嗜虐心を刺激した。
媚薬は向精神薬として使われる。自我すら快楽に塗りつぶし、快楽を得るためだけの莫迦に成り下がる代物である。
「構わねえよ」
浅い呼吸を繰り返す唇を啄ばむだけの口付けを落としているうちに、耐えられないようにサクラの舌先がサスケの下唇をなぞり、口腔を舐って口付けを深めてきた。
覆い被さるサスケの首元に腕を回して抱き寄せ、自ら脚を開いてサスケの居場所を作った。
舌先で戯れ、卑猥に濡れた音が室内に立ち込める。
「ふ・・・ン・・・んぅ―――・・・」
サスケの口内を這いまわるサクラの舌先を甘噛みし、唾液ごと啜り上げるとサクラの身体から力が抜けた。
「い、や・・・っ! みないでぇ・・・っ」
媚薬の影響で、自身がいつも以上にカンジテしまっていることを自覚しているのだろう。
いっそのこと意識を手放して快楽に身を委ねればいいものをとも思ったが、快楽から逃れようと寝台の上でもがく姿も悪くないとも思った。
サスケだけが知り得る、この痴態だ。
今までの逢瀬は、サスケが与える快楽をサクラが諾々と受け入れるだけだった。
好きだと言われ、好きだと言うこともなく、いずれやってくるだろうサクラの“くの一としての任務”に備えての―――言い訳でしかないが、女体を武器にする時を備えての、サクラの身体を開拓していたに過ぎなかった。
たしか、そんな理由での逢瀬だった。
そんな理由でいいのかという問いも、構わないの一言で終わった。
――――――だが。
もし。
もし、今回の媚薬を服用したのを知ったのがサスケではなく―――ナルトやシカマルだったらどうなっていたのか―――それを思うと、腹の奥が焼けるような怒りが込み上げてくる。
奥歯を噛み締めて、怒りに耐えた。
寝台に沈み込むサクラに覆い被さり、極力刺激を与えないよう、ゆっくりとした仕草でサクラの衣服を剥ぎ取っていく。
胸元を覆う下着をそっと外すと、形の良いまるみが小さく揺れて、その頂点ですでに赤く染まって熟れきった乳首がきつく勃ち上がっていた。
「サクラ・・・」
きっと胸元を抑えていたのもつらかったはずだ。
サスケは盛大に眉間に皺を寄せると、迷うことなく熟れた乳首に唇を寄せた。
そっと舌先で触れただけで、青白い喉を反り返らせて快楽に耐える姿は痛々しい。
痛々しいながらも―――――愉悦に流されまいとシーツの上でもがく姿は、サスケの征服欲を駆り立てた。
知らず固唾を飲み込む。
常以上の優しさで乳首に口付け、そのまま口腔で唾液を絡ませ舐めしゃぶると、サクラは溜息のような耐えるような声を上げてサスケの頭部を掻き抱いた。
空いたもう一方は指先で摘んでやる。
「サスケくん、サスケく・・・っ」
身を揺すって、股間をサスケの脚に押し付けてくる。
わかっていると言うように、乳首を弄んでいないもう片方の手で下着の隙間から花弁をなぞると、湛えていた愛蜜が溢れてサスケの手のひらを濡らした。
快楽を求めて蠢動する花弁を見たいという欲望はあったが、それ以上にサスケを求めて蠢く花襞を愛してやりたかった。
花弁の溝に中指を進め、愛蜜を絡ませながら入り口付近の感じる場所を弄ってやると、あられもない嬌声を上げた。
呼吸も荒れ、しゃくりあげるように息を整える姿は痛々しくて―――痛々しくて、最高だった。
舐めしゃぶっていた乳首を解放してやると、唾液に濡れた突起がてらてらと先ほど以上に腫れてサスケを待ち望んでいる。指先で少し悪戯するだけでサクラの口からは絶え間なく嬌声が上がった。
未だ纏ったままだったサクラの下肢の下着を外すべく身を起こしかけたところで、その手をサクラが拒んだ。
必死に頭を振ることで、翡翠から涙が散った。
「サスケくん、もっと奥・・・っ! おねがい・・・!」
慣らしてない花筒に肉棒を突き入れるのはしのびなく、先ほど入り口を弄った指をそのまま蜜壷に沈めていく。
サクラは大きく脚を開いて、強請るように腰を前後運動させた。
「ん、んぅ・・・っ」
サスケの手を逃れられないよう掴んでいるものだから、まるで―――サクラが自慰をしているような錯覚に陥る。
視覚から来る刺激と、指先に感じる粘着液とぐいぐいと最奥へと誘うような動きをする花襞に、サスケ自身が熱く勃ち上がるのを実感した。
「や、あ、アァ――――・・・っ」
秘窟に指を潜ませるきると、花襞がいやらしく絡みついてサスケの指を喰い締めると同時に、わずかな痙攣をもって絶頂をサスケに知らせた。
仰け反って絶頂にたゆたむサクラは、未だびくびくと身体を痙攣させて快楽の余韻に支配されている。
元からサクラは敏感な体質だったが、クスリの影響が強すぎる。
(アイツ・・・っ)
ナルトが使用したという推淫剤―――媚薬は、果たしてどのくらいのレベルのものなのだろうか。
サクラが意識を未だ保っていられるのはクスリの影響なのか、サクラの意志の強さなのかすら定かではないが、これだけ身体に快楽を植え付けるほどの作用を引き出すクスリなのだ。ナルトが適当に配合したレベルの媚薬ではないはずだ。
中和剤を持っているとは思えないし、その作用を待つ時間すらサクラに苦痛を強いることになる。
何より、不謹慎だと言われようが―――――快楽を貪るサクラの姿は筆舌を尽くしがたいほどの美しさに心が逸ったことに偽りはない。
サスケは目の前の快楽を貪るべく、艶やかな花に起立した自身を沈めた。






「ああ・・・っ! んァア――――――・・・!」
サクラの絶頂と共に、サスケも上り詰めた。
蠢動する花襞がサスケ自身に絡み付いて最奥へと誘い、白濁を絞りださんとする。
すでに所有していた避妊具は使いきり、途中からはサクラの胎内に無遠慮に欲望を吐き出していた。
吐精後も抜かずに幾度も行為に到ったために、新たな白濁は胎内に受け入れきれずに卑猥な音を立てててサクラの花弁から零れ落ちた。
「ふ・・・ん・・・」
「大丈夫か・・・サクラ・・・?」
果たして何度サクラを絶頂に誘い、サスケ自身も何度上り詰めたのか―――気付けばカーテン越しの日差しも白やんで、昼に近いことを知らせた。
いくらクスリの影響があるとはいえ、受け入れる側のサクラの身体に負担が掛かっていることに違いはない。
「わたしは・・・大丈夫・・・」
浅く呼吸を整えながら、サクラの濡れた目がサスケを見上げる。
「でも、サスケくんは・・・大丈夫なの・・・?」
その潤んだ翡翠に唇を寄せると、未だ埋め込まれたままの肉棒に花筒が擦られたことで、サクラは甘い喘ぎ声を上げた。
「人の心配してる余裕があるってことは、まだ足りないか・・・?」
「サスケく・・・っ!」
「俺のことより、お前だろう。クスリの作用があるにしろ、基礎体力はお前の方がないんだからな」
サスケくんは何でそんな元気なのというサクラの問いかけはスルーして、サクラの白桃の乳房に頬を埋め、すでに所々に散っている所有の証に舌先を這わせて悪戯をする。
それだけの所作で、サクラは胸の突起が内側からちくちくと苛むのを自覚して泣きたくなった。
それに気付いているのか、サスケは当然のように珠玉を舐めしゃぶり、弄られすぎて紅に熟れた乳首を舌先で突付いてサクラの意識を向けさせる。と、同時に未だサスケを包んだ花襞が蠢いて力を失っている肉棒に吸い付いた。
「やぅ・・・っ」
無意識なのかサクラの腰が揺れて、更なる性行為をごねるようだ。
今日はサクラのクスリの作用を考えて、激しく動かなかったこともあり、非常にゆっくりとした性行為を施していた。
欲望のままに肉棒をサクラに突き立てられない苦痛はあったが、胎内にいられる温もりは至高の悦びだった。
抜かずに吐精していることもあり、僅かに身体を揺するだけで結合部から交じり合った愛液が零れ落ちて二人の太股をいやらしく濡らした。
サクラを組み敷いたまま数回ピストンを繰り返すだけでサスケは勃起し、その衝撃にサクラは背を仰け反らせて耐えた。
「―――――で? そろそろ手加減抜きで動きたいんだが?」
「・・・へ?」
サスケは珍しいほどの会心の笑みを見せて。
思わず待って、というサクラの制止を口付けで塞いだ。






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